私はあなたが大好きでした。
今日(11月29日)はあなたの命日なんですよね。
家に帰れば、嬉しくて笑って歯を出して、しっぽをバタバタして元気いっぱいに喜んで迎えてくれた姿がとても可愛かった。
問いかけに対して分からないことがあると、首を傾げる姿も可愛かった。
ホントにいつも一緒にいたよね。
勉強するときもテーブルで一緒にいたよね。
食事をする時、椅子の上にはいつも膝の上に座ってたよね。
シュークリームとか大福とか、スイーツも好きだったよね。
日向ぼっこして二人でウトウトお昼寝しちゃったりしたよね。
近くでカメラを向けるとソッポ向いてしまう事が多かったよね。
あまりにかまい過ぎた時には、ウザがったりした時もあったよね。
雪が積もった日には、二人でクタクタになるまで大はしゃぎしたよね。
川に遊びに行けば、すぐに水の中に入って全身ズブ濡れになってたよね。
ボールを投げれば一心不乱に追いかけていたよね。
他にもたくさんあるけど、書ききれないや。
でもさ。。。あの日のことは忘れたくても忘れられないよ。
あの日、普通に軽く寝酒を飲んでから布団に入って寝ていると一本の電話が入った。
「何!?真由が危篤!?」
「すぐに行かなければ!!」ただただその想いだけしかなく、少し酒を飲んでいたことなど全く頭にないまま急いで服を着て、すぐに家から飛び出した。
家から車で3分くらいの場所なのですぐに着いた。
治療室に入ると、先生による懸命の処置が続けられていた。
診察台に弱々しく横たわる真由。
それでもなんとか生きよう、乗り越えようと頑張っていたね。
一旦帰宅するため、涙を堪え、震える声で「お願いします」と先生に頭を下げて病院を後にした。
そして朝6時、あなたは天へと旅立った。
年齢も年齢だからそろそろかもしれないと覚悟はしていたものの。。。
家族が1人失われた悲しみは大きく。。。
泣いた。。。
ひらすら泣いた。。。
泣き疲れるまで泣き続きた。。。
でもね、真由、あなたが家族で本当に良かった。
ありがとう。
いつかまた会えるから、その時にはまたいっぱいいっぱい遊ぼうな♪
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「忘れねばこそ思い出さず候」
【意味】「片時も忘れることはないので思い出すこともありません」という意味
【出典】映画:イノセンス(Innocence)
【元ネタ】三浦屋の高尾太夫が愛顧を受けた仙台伊達綱宗公に宛てた件の文